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2018.06.08
【ブログ】 3%から2%へ

先日、日本繊維輸入組合が発表した「日本のアパレル市場と輸入品概況」によると
2017年の衣類の輸入浸透率が過去最高の97.6%に達したとのこと。
また、点数では2000年の国内生産量5億5000万点から9,840万点と、
初めて1億点切れにもなったとの数字が発表されました。
国内生産が以前の3%から限りなく2%に近づこうとしています。
さらに言うと、この中で純粋に日本人の手でつくられている比率は、
確実に1%を切っているものと思われます。
ますます国内で日本人の手によるものづくりが希少価値を増しています。
 
一方、金額面から見てみると国内生産の比率は
まだ20%を維持しているという事実もあります。
この20%を業界として維持していくことが、
国内に付加価値の高いものづくりを残していく一つの指標になるものと思われます。
 
当社では創業以来現在に至るまで、
一貫して国内での日本人によるものづくりにこだわってきました。
今後もこの姿勢を貫き、付加価値の高い製品づくりをさらに追及していく考えです。
そして、業界のものづくりを支える一翼を担う存在となれるよう、
日々技術と感性を高める努力をしています。